害虫対策を効果的に行うためには、どの季節にどんな虫が活発になるのかを知っておくことが大切です。害虫にはそれぞれ活動しやすい気温や湿度があり、発生のピークが季節によって異なります。
この記事では、春・夏・秋・冬の季節ごとに発生しやすい害虫の種類と、それぞれの時期に取るべき対策方法をカレンダー形式で解説します。先手を打って対策することで、害虫被害を最小限に抑えましょう。

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害虫駆除110番の公式サイトはこちら害虫の活動と気温の関係
多くの害虫は気温と湿度に強く影響を受けます。一般的に、気温15℃を超えると活動が活発になり始め、25〜30℃でピークを迎えます。湿度も高いほうが害虫にとって好条件となるため、梅雨〜夏にかけてが最も注意が必要な時期です。
暦の上では3月5日前後が「啓蟄(けいちつ)」にあたり、冬眠していた虫たちが地上に出てくる時期です。害虫対策を始めるタイミングとしては、この啓蟄の頃(3月上旬)を目安にするのがおすすめです。
【春】3月〜5月に発生しやすい害虫と対策
春は気温の上昇とともに、冬の間休眠していた害虫が活動を再開する季節です。この時期に対策を始めておくことで、夏のピークシーズンの被害を大幅に減らすことができます。
春に注意すべき害虫
| 害虫 | 活動時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| シロアリ(羽アリ) | 4月〜6月 | ヤマトシロアリは4〜5月に群飛する |
| 毛虫(チャドクガなど) | 4月〜5月 | ツバキ・サザンカの葉に発生 |
| アブラムシ | 3月〜5月 | 新芽に集まる |
| ダニ | 3月〜 | 気温上昇とともに繁殖開始 |
| ゴキブリ | 4月〜 | 越冬個体が活動を再開 |
春にやるべき対策
- 窓やドアの隙間をチェックし、侵入経路を塞ぐ
- 換気扇やエアコンの排水ホースに防虫キャップを取り付ける
- 庭木の剪定を行い、毛虫が発生しやすい茂みを減らす
- 布団を天日干しし、掃除機でダニを除去する
- ゴキブリ用のベイト剤(毒餌剤)を設置しておく
春の害虫対策については、以下の記事でも詳しく解説しています。

【夏】6月〜8月に発生しやすい害虫と対策
夏は害虫にとって最も活動しやすい季節であり、多くの害虫が繁殖のピークを迎えます。高温多湿の環境はゴキブリ・蚊・コバエ・ダニなどにとって理想的な条件です。
夏に注意すべき害虫
| 害虫 | ピーク時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| ゴキブリ | 7月〜8月 | 気温25〜28℃で最も活発 |
| 蚊 | 6月〜9月 | 気温26〜30℃・湿度60〜80%を好む |
| コバエ | 6月〜8月 | 生ゴミ・排水口に発生 |
| ダニ | 6月〜8月 | 梅雨時に爆発的に繁殖 |
| スズメバチ | 7月〜10月 | 巣が大きくなり攻撃性が増す |
| ムカデ | 5月〜8月 | 湿気の多い場所に出現 |
| チャドクガ | 6月〜7月 | 2回目の発生(秋にも) |
夏にやるべき対策
- 室内の除湿を徹底する(エアコンの除湿機能を活用)
- 生ゴミは密閉容器に入れ、こまめに処分する
- 水が溜まっている場所(植木鉢の受け皿・バケツなど)を放置しない
- 網戸の破れをチェックし、必要なら補修する
- くん煙剤(バルサンなど)を梅雨前に一度焚いておく
- 段ボールを室内に溜め込まない


【秋】9月〜11月に発生しやすい害虫と対策
秋になると気温が下がり、害虫の活動は徐々に落ち着いてきます。しかし、冬を越すために家の中に侵入してくる害虫もいるため、油断は禁物です。
秋に注意すべき害虫
| 害虫 | 活動時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| カメムシ | 9月〜11月 | 越冬場所を求めて家に侵入 |
| スズメバチ | 9月〜10月 | 秋は攻撃性が最も高い |
| ゴキブリ | 9月〜10月 | 越冬に備えて活動 |
| クモ | 9月〜10月 | 繁殖期で活動が活発 |
| ヤスデ | 9月〜10月 | 雨の後に大量発生することがある |
秋にやるべき対策
- 窓やドアの隙間から侵入するカメムシ対策として、隙間テープを貼る
- 洗濯物にカメムシが付着しないよう、取り込み時にチェックする
- スズメバチの巣が大きくなっていないか確認し、見つけた場合は自力で駆除せず業者に依頼
- ゴキブリのベイト剤を新しいものに交換する
- 庭の落ち葉を掃除して害虫の隠れ場所を減らす
秋のカメムシ対策については、以下の記事で詳しく解説しています。



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害虫駆除110番の公式サイトはこちら【冬】12月〜2月に発生しやすい害虫と対策
冬は害虫の活動が最も少ない季節ですが、暖房の効いた室内では一部の害虫が活動を続けています。また、冬の間に対策しておくことで、翌春以降の発生を大幅に抑えることができます。
冬に注意すべき害虫
| 害虫 | 冬の状態 | 対策のポイント |
|---|---|---|
| ゴキブリ | 暖房のある室内で越冬 | 冬に駆除すると繁殖前に一掃できる |
| ダニ | 暖房・加湿で繁殖 | こまめな換気と布団乾燥がカギ |
| シロアリ | 活動は鈍るが巣内で生存 | 床下点検のベストシーズン |
| チャタテムシ | 結露の多い場所に発生 | 結露対策と換気が重要 |
冬にやるべき対策
- 暖房器具周辺のゴキブリ対策(ベイト剤の設置)
- 結露の発生を抑えるために換気を行う
- 布団乾燥機でダニを退治する
- 冬の間にシロアリの床下点検を依頼する(業者のスケジュールが空いている時期)
- 春に向けて侵入経路の補修を行う


年間を通じた害虫対策のまとめカレンダー
| 月 | 注意すべき害虫 | やるべき対策 |
|---|---|---|
| 1〜2月 | 室内ゴキブリ・ダニ | 侵入経路の点検・ベイト剤交換 |
| 3月 | ダニ・アブラムシ | 害虫対策スタート・隙間を塞ぐ |
| 4〜5月 | シロアリ・毛虫・ゴキブリ | 庭木の剪定・くん煙剤使用 |
| 6月 | 蚊・コバエ・ダニ | 除湿・水溜まり解消・生ゴミ管理 |
| 7〜8月 | 全害虫がピーク | 総合的な対策を継続 |
| 9〜10月 | カメムシ・スズメバチ | 侵入防止・巣の確認 |
| 11〜12月 | 越冬害虫 | 冬前の点検・春に備えた準備 |
季節に合わせた害虫駆除グッズの使い分け
害虫対策グッズは季節ごとに使い分けると、より効果的に害虫を防ぐことができます。
| 季節 | おすすめの対策グッズ | 用途 |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | ベイト剤・隙間テープ | ゴキブリ予防・侵入防止 |
| 夏(6〜8月) | くん煙剤・蚊取り器・コバエトラップ | 駆除・忌避 |
| 秋(9〜11月) | カメムシ忌避スプレー・粘着シート | 侵入防止・捕獲 |
| 冬(12〜2月) | 布団乾燥機・除湿剤 | ダニ退治・湿気対策 |


プロに依頼するタイミングの目安
自分で対策しても害虫が減らない場合は、プロの害虫駆除業者に依頼するタイミングかもしれません。以下のような状況に当てはまる場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
- 毎日のようにゴキブリを見かける
- スズメバチの巣が家の近くにある
- 床下にシロアリの被害が確認された
- ダニやノミの被害でアレルギー症状が出ている
- 自分で対策を続けても改善しない


Q&A|害虫の季節対策に関するよくある質問
Q. 害虫対策は何月から始めるのがベスト?
3月の啓蟄(けいちつ)の頃、つまり3月上旬から始めるのが理想的です。多くの害虫が活動を再開する前に先手を打つことで、繁殖を抑制できます。
Q. 1年中ゴキブリが出るのはなぜ?
暖房の効いた室内はゴキブリにとって快適な環境のため、冬でも活動を続けます。特にキッチンや洗面所など、水回りの暖かい場所に潜んでいることが多いです。
Q. 季節ごとに殺虫剤を変えるべき?
害虫の種類に合わせた殺虫剤を選ぶことが重要です。春はベイト剤の設置、夏前にくん煙剤、秋にはカメムシ用の忌避剤など、季節と害虫に合った製品を使い分けると効果的です。
Q. マンションでも季節の害虫対策は必要?
必要です。特に低層階ではゴキブリやムカデ、蚊などが侵入してきます。高層階でも排水管を通じてゴキブリが上がってくることがあるため、侵入経路の対策は欠かせません。
よくある質問(Q&A)
Q. 害虫対策グッズはどのくらいの頻度で交換すべきですか?
ベイト剤(毒餌剤)は製品にもよりますが、おおむね3〜6ヶ月で交換が推奨されています。季節の変わり目に合わせて新しいものに取り替えると効果を維持しやすいです。粘着トラップは捕獲状況を見ながら2〜4週間で交換し、除湿剤は水分が溜まったら新品に入れ替えましょう。
Q. 季節を問わず一年中やっておくべき害虫対策はありますか?
はい、季節に関係なく継続すべき基本対策があります。具体的には、生ゴミをこまめに処分すること、水回りを清潔に保つこと、室内の湿度を60%以下に管理すること、侵入口となる隙間を放置しないことです。これらの基本対策を日常的に続けることで、どの季節でも害虫が発生しにくい住環境を維持できます。
住環境別の季節対策のポイント
一戸建てとマンションでは、季節ごとに注意すべき害虫や対策方法が少し異なります。一戸建ての場合は庭や床下からの害虫侵入に注意が必要で、特に春のシロアリ対策や秋のカメムシ対策が重要です。マンションの場合は排水管を通じたゴキブリ侵入や、高層階でも発生するダニ対策が中心になります。
いずれの住環境でも、季節の変わり目に一度しっかり点検を行い、その季節に合った対策グッズを準備することが効果的です。年に4回、季節が変わるタイミングで「害虫対策の見直し日」を設けるのもおすすめです。
まとめ|季節ごとの先手対策で害虫被害を最小限に
害虫対策で最も重要なのは、害虫が活発になる前に先手を打つことです。春に対策を始めれば夏のピークを軽減でき、秋に対策すれば越冬害虫の侵入を防げます。
この記事で紹介した季節カレンダーを参考に、年間を通じた計画的な害虫対策を実践してみてください。すでに被害が深刻な場合は、専門の害虫駆除業者に相談することも検討しましょう。
害虫駆除業者の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。



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