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家の中のクモ駆除|種類の見分け方と効果的な対策方法

害虫駆除

家の中でクモを見かけると、どうしても不快な気持ちになるものです。「朝のクモは殺すな」という言い伝えもありますが、部屋の中に巣を張られたり、大きなクモが壁を歩いていたりすると、やはり何とかしたいと思うのが本音ではないでしょうか。

実は家の中に出るクモの多くは、ゴキブリやハエなどの害虫を捕食してくれる「益虫」としての一面を持っています。しかし、種類によっては注意が必要なクモもいるため、正しい知識を持って対処することが大切です。

この記事では、家の中に出るクモの種類と見分け方、安全な駆除方法、そしてクモが寄り付かない家にするための対策を詳しく解説します。

ナビ助
ナビ助
クモって実はゴキブリを食べてくれる頼もしいやつでもあるんだ。でも家の中にいっぱいいるのは困るよね。うまく付き合う方法を考えてみよう!

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家の中に出るクモの種類と見分け方

日本の家屋に出没するクモは主に以下の種類です。危険な種類も含まれるため、見分け方を覚えておきましょう。

アシダカグモ(益虫)

  • 体長:3〜5cm(脚を含めると10cm以上になることも)
  • 特徴:灰褐色で脚が長い。巣を張らず、歩き回ってエサを捕獲する
  • 危険性:人を噛むことは極めてまれ。毒性は弱い
  • 益虫度ゴキブリの天敵として非常に優秀。1匹のアシダカグモが家中のゴキブリを食べ尽くすとも言われる

ハエトリグモ(益虫)

  • 体長:5〜10mm程度の小型クモ
  • 特徴:ぴょんぴょん跳ねる動きが特徴的。大きな目で獲物を視認して捕らえる
  • 危険性:人への害はなし
  • 益虫度:ハエ・蚊・ダニなどの小さな害虫を捕食

イエユウレイグモ

  • 体長:7〜10mm(脚が非常に長く見た目は大きい)
  • 特徴:細長い脚と透けるような淡い体色。天井の隅に不規則な巣を張る
  • 危険性:人への害はなし
  • 益虫度:他のクモや小さな虫を捕食する

セアカゴケグモ(危険!注意が必要)

  • 体長:約1cm
  • 特徴:黒い体に赤い模様(メスの腹部背面に赤い帯)
  • 危険性特定外来生物に指定。噛まれると激しい痛み・発熱・筋肉痛が生じる。重症化の可能性あり
  • 発見した場合:素手で触らず、市区町村の環境課に連絡する
注意

セアカゴケグモは元来日本にいなかった外来種ですが、現在は全国的に分布が確認されています。黒い体に赤い模様のクモを見つけた場合は絶対に素手で触らず、自治体に報告してください。

クモの駆除方法

クモの種類や状況に応じた駆除方法を紹介します。

方法1:殺虫スプレー

市販のクモ用殺虫スプレーを直接噴射する方法です。ピレスロイド系の成分が含まれた製品であれば、ほとんどのクモに効果があります。

使用時のポイント:

  • 30〜50cmの距離から噴射する
  • 巣にも噴射して再発を防ぐ
  • ペットや食品がない場所で使用する
  • 使用後は換気を行う

方法2:捕獲して外に逃がす

益虫であるアシダカグモやハエトリグモは、できれば殺さずに外に逃がすのがおすすめです。

方法:

  1. 透明なコップやプラスチック容器をクモの上からかぶせる
  2. 容器の下に厚紙やハガキを滑り込ませる
  3. 容器と厚紙を押さえたまま外に持ち出し、離れた場所で放す

方法3:掃除機で吸い取る

巣を張っているクモやクモの巣ごと除去したい場合に有効です。ただし、掃除機の中でクモが死なずに出てくることがあるため、吸い取った後は紙パックを交換するか、ゴミを早めに処分しましょう。

方法4:凍結スプレー

殺虫成分を使わず、冷却ガスでクモを凍結させる方法です。食品を扱う場所や子どもがいる環境で安心して使用できます。高い場所にいるクモにも噴射可能です。

ナビ助
ナビ助
アシダカグモは見た目がデカくて怖いけど、ゴキブリを食べてくれる頼もしい味方なんだよ。余裕があれば逃がしてあげるのも一つの選択肢だよ。

クモの巣を除去・予防する方法

クモそのものだけでなく、巣への対策も重要です。クモの巣は放置すると何度でも同じ場所に張り直されます。

クモの巣の除去方法

  • 高い場所:柄の長いクモの巣取りワイパーを使用
  • 手の届く場所:使い古しのストッキングを棒に巻いて絡め取る
  • 屋外:高圧洗浄機で一気に除去

巣を張らせない予防策

クモの巣を取っても同じ場所に再び張られてしまう場合は、以下の予防策を試してみてください。

  • クモ忌避スプレー:巣を除去した後に噴霧しておくと、再び巣を張るのを防ぐ
  • ハッカ油スプレー:水100mlにハッカ油20滴を混ぜたものをスプレー
  • 木酢液:薄めて霧吹きする
  • 照明の見直し:夜間の外灯を虫が寄りにくいLEDに交換する(虫が減ればクモも減る)
ポイント

クモが巣を張る場所には「虫が多く飛んでいる」という共通点があります。外灯の下や窓の近くなど、虫が集まりやすい場所の照明をLEDに変えるだけで、エサとなる虫が減り、結果的にクモも減少します。

クモが家に入ってくる原因と根本対策

クモを駆除しても次々と現れる場合は、クモを引き寄せている原因を断つ必要があります。

原因1:エサとなる虫がいる

クモが家の中にいる最大の理由は「エサがある」ことです。ゴキブリ・ハエ・蚊・ダニ・コバエなど、クモのエサとなる虫を減らせば、クモも自然と減っていきます

対策:

  • ゴキブリ用ベイト剤を設置する
  • 生ゴミをこまめに処分する
  • 食品くずを放置しない
  • コバエ対策(排水口の清掃、果物の管理)
  • ダニ対策(布団の天日干し、掃除機がけ)

原因2:隙間から侵入している

クモは小さな隙間から家の中に侵入します。特に以下の場所をチェックしましょう。

  • 窓の隙間・網戸の破れ
  • 玄関ドアの隙間
  • エアコンの配管穴
  • 排気口・給気口
  • 配管の貫通部

原因3:家の周りにクモの住処がある

庭の植木や外壁のクモの巣を放置していると、そこから室内に侵入してくることがあります。定期的に外回りのクモの巣を除去しましょう。

ナビ助
ナビ助
「クモが多い=他の虫も多い」ってことなんだ。クモを退治するよりも、他の害虫対策をする方が根本的な解決になるよ!

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害虫駆除110番

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場所別のクモ対策

クモが出やすい場所ごとに、効果的な対策を紹介します。

天井・部屋の隅

イエユウレイグモやオオヒメグモが巣を張りやすい場所です。定期的にクモの巣取りワイパーで除去し、忌避スプレーを吹きかけておくと再発を防げます。

浴室・洗面所

湿気が多く小さな虫が発生しやすいため、クモが寄りやすい場所です。換気を徹底し、排水口にネットを設置してコバエの発生を防ぎましょう。

玄関・窓まわり

外からの侵入口となる場所です。ドア枠や窓枠に忌避スプレーを定期的に塗布し、クモが近寄りにくい環境を作りましょう。網戸の破れは必ず補修してください。

軒下・外壁

ジョロウグモやコガネグモが大きな巣を張りやすい場所です。虫が集まる外灯をLED電球に交換し、定期的に巣を除去することで抑制できます。

押入れ・クローゼット

暗くて静かな場所はクモの潜み場所になります。定期的に扉を開けて換気し、物を詰め込みすぎないようにしましょう。

クモ対策に効果的なアロマ・天然素材

化学薬品を使いたくない方向けに、天然素材を活用したクモ対策を紹介します。

ハッカ油

クモはミント系の強い香りを嫌がります。水100mlにハッカ油20滴、少量のエタノールを混ぜたスプレーを作り、クモが出やすい場所に定期的に噴霧しましょう。

レモングラス・ユーカリ

これらのエッセンシャルオイルにもクモの忌避効果があるとされています。アロマディフューザーで室内に香りを広げるか、コットンに数滴垂らして置いておく方法が手軽です。

酢と水を1:1で混ぜたスプレーも忌避効果があります。ただし酢の臭いが気になる場合は、レモン汁を代わりに使う方法もあります。

注意

天然素材の忌避効果は穏やかで持続時間が短いため、1〜2日おきに再塗布が必要です。深刻なクモ被害がある場合は、殺虫剤との併用を検討してください。

Q&Aコーナー

Q. 家の中のクモは放置した方がいいですか?

アシダカグモやハエトリグモは害虫を食べてくれる益虫です。見た目が気にならないのであれば、放置しておく方がゴキブリ対策として効果的です。ただし、数が多すぎる場合は「エサとなる虫が多い」サインでもあるため、根本的な害虫対策を検討しましょう。

Q. 日本で気をつけるべき毒グモは?

日本で注意すべき毒グモはセアカゴケグモとハイイロゴケグモ(ともに外来種)です。在来種のカバキコマチグモも噛まれると痛みが生じますが、重症化することは稀です。黒い体に赤い模様のクモ、または草むらの中に袋状の巣を作るクモには注意してください。

Q. クモが大量に出る季節はいつですか?

クモは春〜秋にかけて活発に活動し、特に夏場(7〜9月)に室内での出現頻度が高まります。これはエサとなる虫が増える時期と重なっているためです。冬場は活動が鈍りますが、暖かい室内では年中見られることもあります。

Q. クモの卵を見つけた場合はどうすればいいですか?

クモの卵のう(白い綿のような球状のもの)を見つけたら、ティッシュで包んでビニール袋に密閉して処分してください。放置すると数十〜数百匹の子グモが一度に孵化することがあります。

Q. クモを寄せ付けない照明の選び方は?

白熱灯や蛍光灯は紫外線を含むため虫を引き寄せますが、LED電球は紫外線がほとんど出ないため虫が集まりにくくなります。特に玄関灯や外壁のライトをLEDに交換すると、虫とクモの両方を減らす効果があります。

ナビ助
ナビ助
LED電球に変えるだけで虫もクモも減るなんて、電気代も節約できて一石三鳥だよね!まだ蛍光灯の人はぜひ検討してみて。

まとめ

家の中のクモは、種類を見極めて適切に対処することが大切です。重要なポイントをまとめます。

  • アシダカグモやハエトリグモは益虫。可能であれば逃がすのも一つの選択肢
  • セアカゴケグモ(黒×赤)は危険。見つけたら自治体に連絡する
  • クモが多い原因は「エサとなる虫が多い」こと。害虫対策が根本解決になる
  • 外灯をLEDに変えると虫が集まりにくくなり、クモも減少する
  • 忌避スプレーやハッカ油で巣を張らせない予防が効果的
  • 隙間を塞いで侵入経路を断つ

クモは私たちの生活空間に不快感を与える存在ですが、害虫を捕食してくれる益虫でもあります。過度に恐れず、適切な距離感で付き合っていくことが、結果的に快適な住環境につながります。

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