「冬は虫がいないから安心」と思っていませんか?実は、冬こそ害虫対策に最適な季節です。多くの害虫は冬の間に家の中で越冬しており、この時期に駆除することで春〜夏の大量発生を予防できます。
この記事では、冬に家の中で越冬する害虫の種類と特徴、冬だからこそ効果的な駆除方法、そして春に向けた予防策を詳しく解説します。

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害虫駆除110番の公式サイトはこちら冬に家の中で越冬する害虫の種類
ゴキブリ
ゴキブリは冬眠しない昆虫です。寒さに弱いため活動は鈍くなりますが、暖かい場所を見つけて冬を越しています。
| 越冬場所 | 冷蔵庫の裏、電子レンジの下、給湯器周り、エアコンの室内機内部、配管周りなど暖かい場所 |
|---|---|
| 冬の行動 | 活動は鈍くなるが完全には止まらない。暖房の効いた室内では通常通り活動する |
| チャバネゴキブリ | 屋内に定着する種類で、冬でも暖房のある環境で繁殖を続ける |
特にチャバネゴキブリは飲食店や集合住宅に多く、冬でも暖房環境下で繁殖を続けるため油断できません。
ダニ
ダニは冬でも暖房の効いた室内で生存しています。特に布団やカーペットの中は暖かく湿気もあるため、ダニにとって快適な環境です。
| 越冬場所 | 布団、カーペット、ソファ、ぬいぐるみ、畳の裏など |
|---|---|
| 冬の特徴 | 繁殖スピードは落ちるが、暖房環境下では活動を続ける |
| 注意点 | イエニクダニは温度15度・湿度70%を好み、秋冬に増えることがある |
カメムシ
秋に侵入したカメムシは、壁の隙間やカーテンの裏、天井裏などに潜んで越冬しています。暖かい日に突然動き出すことがあります。
ムカデ
ムカデは壁の中や床下で越冬します。冬でも暖房器具の近くに出てくることがあり、特に古い木造住宅では注意が必要です。
ネズミ
厳密には害虫ではありませんが、ネズミは冬に最も室内に侵入しやすい害獣です。暖かさとエサを求めて建物に入り込み、天井裏や壁の中に住みつきます。

冬こそ害虫駆除に最適な理由
冬は害虫の活動が鈍くなるため、駆除の効果が最大限に発揮される季節です。
冬の駆除が効果的な理由:
- 活動範囲が狭い:害虫が暖かい場所に集中しているため、ピンポイントで駆除しやすい
- 繁殖力が低下している:寒さで繁殖スピードが落ちているため、個体数を効率的に減らせる
- 逃げにくい:動きが鈍いため、くん煙剤やベイト剤の効果が出やすい
- 春の大量発生を予防できる:冬に駆除しておけば、春に卵から孵化する個体数を大幅に減らせる
冬に実践すべき害虫対策の方法
ゴキブリ対策
冬のゴキブリ対策は、潜伏場所を特定してピンポイントで駆除するのが効果的です。
くん煙剤(バルサン・アースレッド)の使用
冬は窓を閉め切っているため、くん煙剤の効果が高まります。暖房を切った状態で使用し、煙が隅々まで行き渡るようにしましょう。
- バルサンやアースレッドなどのくん煙剤を使用する
- 使用後は2〜3時間以上換気を行う
- 2週間後に2回目を実施すると、孵化した幼虫も駆除できる
ベイト剤(毒餌)の設置
ブラックキャップやコンバットなどのベイト剤を、冷蔵庫の裏やシンク下など暖かい場所に重点的に設置します。冬は行動範囲が狭いため、潜伏場所の近くに設置することで効率よく駆除できます。
環境整備
- 冷蔵庫の裏、電子レンジの下など家電周りの清掃
- 食べこぼしやホコリの除去
- 段ボールの処分(ゴキブリの隠れ場所になる)
- 水回りの水滴を拭き取り、乾燥させる

ダニ対策
冬のダニ対策は「駆除→清掃→予防」の3ステップで行います。
ステップ1:駆除
- 布団乾燥機を50度以上で30分以上稼働させる
- ダニ用のくん煙剤を使用する
- 冬場でも天気の良い日に布団を天日干しする
ステップ2:清掃
- 布団用掃除機またはクリーナーで死骸や糞を吸い取る
- カーペットや畳に丁寧に掃除機をかける
- ソファやぬいぐるみも忘れずに
ステップ3:予防
- 防ダニシーツやカバーを使用する
- 室内の湿度を50%以下に保つ(結露対策も兼ねる)
- 定期的な換気を心がける(1日2回、各5〜10分程度)
布団のダニ対策について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

ネズミ対策
冬はネズミが最も室内に侵入しやすい時期です。以下の対策を講じましょう。
- 建物の隙間をチェックして侵入口を塞ぐ(パテ、金網、スチールウールなどを使用)
- 食品は密閉容器に入れて管理する
- ゴミを放置せず、蓋付きのゴミ箱を使用する
- 天井裏に物音がする場合は早めに専門業者に相談する
ネズミの侵入口の塞ぎ方については、こちらの記事で解説しています。

💡 冬の間にゴキブリ対策を万全にしておきたい方は、おすすめのゴキブリ駆除グッズをまとめた特集ページもございます。ベイト剤やくん煙剤の選び方を比較していますので、ぜひご確認ください。

カメムシの越冬対策
秋に侵入したカメムシが冬の間に壁の中などで越冬している場合、以下の対応が考えられます。
- 見つけた場合はペットボトルや紙で包んで静かに外に出す(潰さない)
- 春に大量に出てきた場合は侵入防止対策を強化する
- 越冬場所になりやすいカーテンの裏や家具の隙間を定期的にチェックする

冬の害虫対策で注意すべきこと
- くん煙剤使用時の換気:冬は窓を開けにくいですが、使用後は必ず十分な換気を行う
- ペットや子供への影響:薬剤使用時はペットや小さなお子さんを別室に移す
- 結露による湿気:冬の結露を放置するとダニやカビの原因に。こまめな換気と拭き取りが大切
- 暖房器具周りの清掃:暖房器具の裏側や下は害虫が集まりやすいので定期的に掃除する
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害虫駆除110番の公式サイトはこちらプロに依頼すべきケース
以下のような場合は、自力での対処が難しいため専門業者への相談をおすすめします。
- 天井裏からネズミの足音が頻繁に聞こえる
- ゴキブリを冬にも頻繁に見かける(巣がある可能性が高い)
- ムカデやヤスデが冬にも出てくる(建物の構造に問題がある可能性)
- くん煙剤を使っても改善しない
- 賃貸物件で建物全体の対策が必要な場合
害虫駆除業者の選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

よくある質問
Q. ゴキブリは冬に死にますか?
寒さが厳しい屋外では死ぬ個体もいますが、暖房のある室内では冬でも生存し続けます。チャバネゴキブリは完全に屋内型のため、冬でも暖房環境下で繁殖が可能です。
Q. 冬に窓を開けて冷気を入れれば害虫は死にますか?
一時的に活動を鈍くすることはできますが、害虫は暖かい場所に逃げるだけで完全には駆除できません。根本的な駆除には薬剤や専門的な対策が必要です。
Q. 冬のダニ対策で加湿器は問題ないですか?
加湿器の使いすぎはダニの繁殖を促す可能性があります。室内の湿度は50%前後を目安にし、湿度計で管理するのが理想的です。
Q. 冬に害虫駆除業者に依頼するメリットはありますか?
冬は害虫の活動が鈍い分、プロの駆除効果が最大限に発揮される時期です。また、業界的に依頼が少ない時期のため、予約が取りやすいメリットもあります。
💡 冬の間にムカデやゲジゲジの侵入防止対策も済ませておくと、春先の発生を抑えることができます。ムカデ・ゲジゲジ対策グッズのおすすめ特集もあわせてご覧ください。

冬の害虫対策に役立つグッズの選び方
冬の害虫対策で使えるグッズを目的別に紹介します。
くん煙剤(バルサン・アースレッド)
冬は窓を閉め切っているため、くん煙剤の効果が特に発揮されやすい季節です。部屋の広さに合った製品を選び、使用後は十分な換気を行いましょう。
| 製品タイプ | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 煙タイプ | 煙が隅々まで行き渡る。効果が高い | 一戸建て、密閉性の高い部屋 |
| 霧タイプ(ノンスモーク) | 煙が出にくい。マンションでも使いやすい | マンション、アパート |
| 水タイプ | 水を入れるだけで煙が発生。火災報知器に反応しにくい | 火災報知器が近い部屋 |
くん煙剤の詳しい選び方についてはこちらの記事を参考にしてください。

ベイト剤(毒餌タイプ)
ゴキブリ対策のベイト剤は、冬の間に潜伏場所の近くに設置しておくと効果的です。ブラックキャップやコンバットなどの市販品は、設置してから1〜2週間程度で効果が表れ始めます。
ベイト剤の効果と選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

布団乾燥機
冬のダニ対策には布団乾燥機が効果的です。50度以上の温度で30分以上処理することで、布団内のダニを駆除できます。使用後は必ず掃除機で死骸を吸い取りましょう。
隙間テープ・パテ
ネズミや害虫の侵入口を物理的に塞ぐための資材です。冬の間に建物の隙間を点検し、発見した侵入口を塞いでおくと、春以降の被害を予防できます。
冬の害虫対策スケジュール
冬の間に計画的に害虫対策を進めることで、春〜夏のシーズンを快適に過ごすことができます。
| 時期 | 対策内容 |
|---|---|
| 12月 | 年末大掃除に合わせてくん煙剤を使用。家電裏の清掃。ベイト剤の設置 |
| 1月 | ダニ対策として布団乾燥機を活用。結露対策の徹底。建物外周の侵入口チェック |
| 2月 | 2回目のくん煙剤使用(12月に孵化した幼虫を駆除)。春に向けた隙間埋めの総点検 |

害虫の種類一覧と見分け方についてはこちらの記事で解説しています。

💡 冬の害虫対策を種類別にまとめて行いたい方には、家に出る害虫別のおすすめ駆除グッズ一覧ページが便利です。ゴキブリ・ダニ・ムカデなど、それぞれに合ったアイテムを一度にチェックできます。

冬の害虫対策と結露の関係
冬の室内環境で見落としがちなのが「結露」の問題です。結露は窓際や壁面に水滴を発生させ、カビの繁殖とダニの増殖を招く原因になります。
結露を防ぐための対策
- 1日2回(朝・夕)各5〜10分程度の換気を行う
- 結露防止シートを窓に貼る
- 除湿機を設置して室内の湿度を50%前後に維持する
- 加湿器の使いすぎに注意する(湿度計で管理)
- 窓際の結露はこまめに拭き取る
結露を放置すると窓枠やパッキンにカビが生え、そのカビをエサにしてダニ(チリダニやコナダニ)が増殖するという悪循環が生まれます。冬の害虫対策は結露対策と表裏一体と考えましょう。
冬に実施すべき建物点検ポイント
害虫やネズミの侵入を防ぐために、冬の間に建物の点検を行っておくと春以降の被害を予防できます。
- 外壁にひび割れや穴がないか確認する
- 基礎の通気口に防鼠金網が付いているか確認する
- エアコンの配管穴にパテが詰まっているか確認する
- 換気扇のフィルターが破損していないか確認する
- ドアの下部に隙間がないか確認する
- 屋根裏に不審な足跡や糞がないか確認する
冬は害虫やネズミも動きが鈍いため、侵入口の特定と封鎖工事を行うのに適した季節です。
まとめ
冬は害虫がいないように見えて、実は室内で越冬している個体が潜んでいます。冬の間に徹底的な駆除と予防を行うことで、春〜夏の大量発生を効果的に防ぐことができます。
特にゴキブリとダニは冬でも暖房環境下で活動を続けるため、油断は禁物です。くん煙剤やベイト剤を活用しつつ、環境整備と侵入口の封鎖を行いましょう。自力での対処が難しい場合は、害虫の活動が鈍い冬の間にプロへ依頼するのも賢い選択です。

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害虫予防の対策方法全般についてはこちらで解説しています。

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