「お風呂場にムカデがいた…」「玄関先でゲジゲジに遭遇して悲鳴を上げた…」。ムカデやゲジゲジは見た目のインパクトもさることながら、ムカデに噛まれると強い痛みや腫れを引き起こすこともあるため、しっかり対策しておきたい害虫です。
この記事では、ムカデ・ゲジゲジ対策グッズを「室内に出た場合の退治」「屋外からの侵入防止」「忌避・予防」の3つの目的別に分けて、おすすめの10商品を紹介します。家の中に入れない環境づくりのコツも解説するので、参考にしてみてくださいね。

【室内に出た場合】ムカデを素早く退治するグッズ3選
ムカデが室内に出現したら、まずは落ち着いて対処することが大切です。素手で触ると噛まれるリスクがあるので、駆除グッズを使って安全に退治しましょう。ここでは、室内でのムカデ退治に向いているアイテムを紹介します。
1. ムカデコロリ 秒殺ジェット(アース製薬)
ムカデ専用に開発されたスプレーが、アース製薬の「ムカデコロリ 秒殺ジェット」です。超冷凍効果でムカデの動きを瞬時にストップさせ、そのまま殺虫成分で退治する仕組みになっています。
ムカデは動きが素早いので「スプレーしている間に逃げられるのでは?」と不安になりますが、冷却効果でまず動きを止められるのがこの商品の強みです。玄関やベランダにまいておけば、忌避効果が約4週間持続するとされています。
2. 凍殺ジェット(フマキラー)
フマキラーの「凍殺ジェット」は、マイナス85℃の冷気で害虫を瞬間冷凍するスプレーです。殺虫成分を一切使っていないのが特徴で、お子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。
ムカデだけでなく、ゲジゲジ、カメムシ、クモなど幅広い害虫に対応しています。殺虫剤のニオイが苦手な方や、食品を扱うキッチン周辺で使いたい場合にもおすすめですよ。50cm以内の距離から3秒ほど噴射するのがポイントです。
3. ムカデ用殺虫スプレー(各社)
一般的な害虫用殺虫スプレーでもムカデに対応しているものがあります。アース製薬の「虫コロリアース」やフマキラーの「カダン ムカデ用」など、ムカデ・ゲジゲジ対応と明記された殺虫スプレーを選びましょう。
ゴキブリ用のスプレーでもある程度は対処できますが、ムカデは体が大きく外骨格が厚いため、ムカデ対応の製品を使ったほうが安心です。室内で使用する場合は、換気をしっかり行ってくださいね。

【屋外・侵入防止】ムカデを家に入れないためのグッズ4選
ムカデ対策でもっとも重要なのが「そもそも家の中に入れない」ことです。ムカデは基礎のすき間や排水口、玄関のすき間などから侵入してきます。家の周辺にバリアを張ることで、侵入リスクを大幅に減らせますよ。
4. シャットアウトSE(住化エンバイロメンタルサイエンス)
ムカデ対策の定番として専門業者にも使われている粉剤が「シャットアウトSE」です。2種類の殺虫成分を配合しており、即効性と持続性のバランスが良いのが特徴です。1袋3kgで、家の基礎周りに幅5〜10cmの帯状にまいて使用します。
家の外周にぐるりと散布することで、ムカデやゲジゲジ、ヤスデなどの侵入を防ぐバリアになります。雨で流れやすいので、梅雨時期はこまめに散布し直すのがポイントです。
5. サイベーレ0.5SC(バイエルクロップサイエンス)
液体タイプのムカデ駆除剤「サイベーレ0.5SC」は、水で20倍に希釈して建物の基礎や外壁に噴霧して使います。有効成分β-シフルトリンが含まれており、散布した場所を歩いたムカデやゲジゲジに効果を発揮します。
粉剤と違って薬剤の臭いがほとんどないのが大きなメリットです。また、壁面にも塗布できるので、外壁を伝って2階から侵入してくるムカデにも対処できます。噴霧器と合わせて購入するのがおすすめですよ。
6. ムカデペッタンポイ(バルサン)
レック(バルサンブランド)の「ムカデペッタンポイ」は、強力な粘着剤でムカデを捕獲するトラップタイプの製品です。ムカデが好む甘いにおいの誘引剤が配合されており、近づいてきたムカデをしっかりキャッチします。
殺虫成分を一切使っていないので、ペットやお子さんがいるご家庭でも安心。玄関先、窓際、排水口付近など、ムカデの侵入経路になりそうな場所に置いておくと効果的です。捕まったムカデはトラップごとそのまま捨てられるので、処理も楽ですよ。
7. 侵入防止テープ・すき間パテ(各社)
ムカデは数ミリのすき間があれば侵入してきます。玄関ドアの下、サッシのすき間、エアコンの配管穴、排水口の周辺など、わずかな開口部がすべて侵入経路になりえます。
すき間テープやパテ(すき間充填剤)を使って物理的にすき間を埋めるのは、薬剤を使わない安全な対策方法です。ホームセンターで数百円から購入できるので、まずは自宅のすき間をチェックして、気になる箇所を塞いでみましょう。排水口にはステンレス製の目皿を設置するのも効果的です。

【忌避・予防】ムカデを寄せ付けないためのグッズ3選
駆除と侵入防止に加えて、ムカデを「そもそも寄せ付けない」忌避対策も取り入れると安心です。天然成分を使ったものから専用忌避剤まで、予防的に使えるグッズを紹介しますね。
8. 天然ハッカ油スプレー
ムカデはハッカ(ミント)の香りを嫌うとされており、天然ハッカ油を使った忌避対策は昔から取り入れられている方法です。「健栄製薬 ハッカ油」や「北見ハッカ通商 ハッカ油」などが手軽に入手できます。
スプレーボトルに水とハッカ油を数滴混ぜて、玄関周りや窓際に吹きかけるだけ。天然成分なので安全性が高く、さわやかな香りで部屋の消臭にもなるのが嬉しいポイントです。ただし、効果の持続時間は短めなので、こまめにスプレーし直す必要があります。猫を飼っている方はハッカ油の使用を避けてくださいね。
9. ムカデ、バイバイ(天然成分忌避剤)
「ムカデ、バイバイ」は、ヒノキチオール・ハッカ・樟脳(しょうのう)といった天然成分を使った置き型の忌避剤です。袋を置くだけで使えるので、玄関、窓際、ベッドの下、押し入れなど、気になる場所にポンと設置するだけで対策ができます。
化学薬品を使っていないので、小さなお子さんがいるご家庭でも取り入れやすいのが魅力です。ヒノキの自然な香りがするので、不快感なく使い続けられますよ。
10. ムカデ用毒餌剤(アース製薬 ほか)
ゴキブリ用のブラックキャップのように、ムカデ専用の毒餌剤も販売されています。アース製薬の「ムカデコロリ 毒餌剤」は、容器タイプでベランダや玄関先の壁際に設置して使います。
毒餌を食べたムカデが巣に戻ることで、周辺のムカデにも連鎖的に効果が広がることが期待できる商品です。屋外の侵入経路に沿って設置しておくと、家の中に入ってくるムカデの数を減らす対策として活用されています。
よくある質問
Q. ムカデに噛まれたらどうすればいいですか?
ムカデに噛まれた場合は、まず43℃以上のお湯で患部を洗い流すのが応急処置として広く知られています。ムカデの毒素は熱に弱いとされているためです。その後、抗ヒスタミン系のステロイド軟膏を塗布してください。腫れや痛みがひどい場合、アレルギー反応が出た場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
Q. ムカデが家に入ってくるのはなぜですか?
ムカデはエサとなるゴキブリやクモなどの昆虫を追って家の中に入ってくることがあります。また、湿気の多い場所を好むため、梅雨時期や浴室・洗面所周辺は特に注意が必要です。家の周辺の落ち葉やプランターの下など、湿気がたまりやすい場所はムカデの隠れ場所になりやすいので、こまめに掃除しておくのが予防の基本ですよ。
Q. 粉剤と液剤はどちらがいいですか?
どちらにもメリットがあります。粉剤(シャットアウトSEなど)は散布が簡単で、白い粉がバリアラインとして目に見えるのがメリットです。液剤(サイベーレ0.5SCなど)は臭いが少なく、壁面にも使えるのがメリットです。雨で流れにくいのは液剤のほうですが、粉剤のほうが手軽に使えます。ご自宅の環境に合わせて選んでみてください。
Q. ゲジゲジも同じ対策で大丈夫ですか?
はい、ゲジゲジもムカデと同じ多足類の仲間なので、この記事で紹介した駆除グッズのほとんどが共通して使えます。ゲジゲジはムカデよりも臆病で、人を積極的に噛むことはほぼありませんが、見た目の不快感から対策したいという方は多いです。侵入経路もムカデと同じなので、基礎周りの粉剤散布やすき間対策が有効ですよ。
まとめ
ムカデ・ゲジゲジ対策は「室内の退治」「屋外の侵入防止」「忌避・予防」の3段階で考えるのがポイントです。
室内で遭遇した場合は「ムカデコロリ 秒殺ジェット」や「凍殺ジェット」で素早く対処し、屋外の侵入防止には「シャットアウトSE」や「サイベーレ0.5SC」で家の周りにバリアを張りましょう。さらに「天然ハッカ油」や「ムカデ、バイバイ」のような忌避アイテムを併用すると、より安心感が高まります。
ムカデは湿気の多い環境を好むので、家の周辺の除草や排水溝の清掃といった環境整備も合わせて行うことで、より効果的な対策になりますよ。



